「観察の練習」

5年も前に発刊された書籍ですが、最近になり改めて読み直してみると再度新鮮な思いで、この「観察」の重要性と面白さを感じました。
https://www.amazon.co.jp/%E8%A6%B3%E5%AF%9F%E3%81%AE%E7%B7%B4%E7%BF%92-%E8%8F%85-%E4%BF%8A%E4%B8%80/dp/4909242015

作者の菅俊一氏は多摩美術大学の准教授ですが、専門としているのは「コグニティブデザイン」＝よりよく生きるための心のデザインです。
https://6mirai.tokyo-midtown.com/creator/suge_syunichi/
https://zenn.dev/mo_ri_regen/articles/cognitive-design

理解するにはハードルがたくさんありますが、私なりの解釈としては、人の心が休まり、心躍るデザインだと捉えています。
その心が休まり、心躍るデザインを発信するには、この世で起こっていることをディテールまで観察することから始めることが大事なのだと思います。

この「観察の練習」という書籍は、まさに日常の中で心が休まり、心躍る事象を観察してある、実に面白いコンテンツ集です。
AIがどんどん進化し、今やデザインはAIが新たな境地を創り出す時代となってきています。 しかしそのような環境変化の中、人間ができうる最たることとして「観察」からの感情伝達なのだと思います。
もしお時間があれば是非ご一読ください。