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これだけ情報源 vol.247

2022.09.14

2022.9.14 これだけ情報源 Vol.247

10分でビジネストレンドがわかる!

「売らない店は見本と相性が良い」

これまでも何度かご紹介してきた「売らない店b8ta」ですが収益確保が好調で2025年までに10店舗体制にすると発表がありました。
このb8taはサンプルや試作品などを設置し、その商品を試すためのパイロットショップとして誕生しています。

単に展示品を置いているだけではなく、来店者がどれだけその商品の前に立ちその商品に触れたか、その後購入に至ったかなどをWEBカメラなどで計測していき、企業にフィードバックする店内マーケティングに特化しています。
この業態を総称して「ショールーミング」と呼んでますが、百貨店各社は今後この業態に特化していくと宣言しています。

実際にアメリカで急成長した家具販売会社のCB2社は小さな店舗でもショールーミング方式で大型店並の売上を獲得しています。
https://www.cb2.com/

このCB2に行くと各フロアごとに展示商品カタログが備え付けてあり気に入った商品のカタログを持ち帰ることで、お店にはない色柄をインターネット経由で見ることができる仕組みになっています。
今後は更にこの売らない店=ショールーミング方式が急増していくものと思われます。

特にインテリア関連などは、お店にあるものの中から買うことに限界があります。
具体的にカーテンなどはサイズや遮光など要望機能が多様化しておりすべてを在庫することはできません。

そのため素材感だけをお店で確かめ、後の色柄はネットで確認して買うスタイルがどんどん増えると思います。
皆様も店で確認、ネットで購入に何が相性が良いか一度真剣に考えてみては如何でしょうか。