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これだけ情報源 vol.240

2022.05.25

2022.5.25 これだけ情報源 Vol.240

10分でビジネストレンドがわかる!

「アプリの3分の1は更新されていない現実」

調査会社Pixalateのレポートによると、放棄されたアプリは、App StoreとPlay Storeを合わせたアプリ全体の約3分の1を占めるようです。
2年以上アップデートされていないアプリは、Googleのストアに約86万9000件、Appleのストアには約65万件存在しています。

皆さんはこの状況をどのように感じられますか。
全体的にアプリの活用が減ってきている。
ゲームなどのアプリは、大半が収益構造を確立できないでいる。
などが想定できますが、何よりネイティブアプリを活用できている企業は大手のブランドが形成されている企業のみとなってきているのではと思います。

要はブランドロイヤリティが高くなければ、アプリなど継続して活用しないと言うことなのではないでしょうか。
やはり機能以上に企業や商品のブランド形成がすべてなのだと思います。

ではこのブランド形成のようにアプリの活用を促進する鍵は何かと言うことですが、やはりブランド形成以外には次の2つだと思います。
1つ目は、予約などそのアプリを活用することで手間が省けることや決済に連動して二重の操作が不要になること。 つまり機能連動を徹底化すること。
この点はネイティブアプリではなくLINEのミニアプリが先行しそうですのでそちらも調査する必要があります。

2つ目は、優良なコンテンツを適時配信できているか否かです。
機能連動にはかなりの費用がかかるため中小企業ではハードルが高いものですが、コンテンツの充足は規模に関係なく行うことができます。
アプリの活用以外に顧客との関係性を保つ方法としても優良コンテンツ配信が不可欠になっていきます。

メルマガやメッセージ配信などの日々のルーティンをもう一度見直していくことがアプリの活用などツールにも大きく影響していくのです。