「ちょっとしたアイデアが差をつける」

見飽きたアイデアなのに参加者を増やす星野リゾートの戦略について以下記事になっています。
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2212/10/news018.html

具体的にはSNSキャンペーンの投稿数は単純には増えないので俗に言う「映えスポット」に足跡のマークをつける、ホテル内にサインをつけるなどをマメに行っていく、更には今更と思われるかもしれませんが、各部屋にイベント内容をチラシに印刷して置いたようです。
大半が持ち帰られ、そこからSNS投稿に火が着いたようです。

当たり前といえば当たり前の対策なのですが意外にこのちょっとした工夫が足りない企業や店舗が多いのでは無いでしょうか。
宿泊施設において各部屋にある印刷物や説明書きが汚く古いということは多くのビジネス損失をしていきます。
このちょっとした工夫＝努力が数年後の売上やブランド確立にまさに繋がっていくものと思います。

また、宿泊業でありがちなことですが、フロントでの対応が十分でなくホテル内のイベントやキャンペーンなどをちゃんと説明していない施設もかなり多く見られます。
同様に飲食店でもLINEキャンペーンなどを行っていても解説オペレーション＝ひと声がけがない店舗が大半だったりします。
このちょっとしたアイデアや工夫が企業成長の大きな差を開いていくものと思います。

本社での企画が店舗へ伝わらないことが最大の原因ですが、その回避策は店舗で考えてもらい、うまくいけば表彰をするなどの社内制度化することが一番重要なのではないでしょうか。
是非とも星野リゾートさんの成長の裏側を見ていただければと思います。